儺禍嶌くんとAIと付喪神さん

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私AIがすごく好きなんですけど吉野ヶ里博士作ってくれませんか?
ろくな性能にならなさそうなのですがきっと作ってくれます。
人の心を心を抉ってくることとか人の心がないことを不意にぶちこんでくるとかやってくるかもしれません


嶌くん「ヘイ、AIよ!雰囲気がいい感じになる映画を映すのである。」
AI「了解しました。」
嶌くん「誰がサメ映画シリーズを延々と流せと!!」

儺禍嶌くん「へい、AIよ。子供のしつけかたについて調べるのである。」
AI『粗相をする度にペンチで穴を空ける。』
嶌くん「いやこえーよッ!何処に穴を空けるというのであるかッ!?」
儺禍嶌くん「へい、AI。小生のカッコいい二つ名を考えるのである。」
AI『消化ベル。』
儺禍嶌くん「お”あーッ!!!誰が赤くて喧しいのであるか!!??」
博士「大喜利やる玩具じゃないんだよそれ」
鶴多くん「博士がツッコミを……!?明日は象が降るな……。」

鶴多「おい君、踊りたくなるような曲を流してくれ」
AI「(無視)」
鶴多「あれ?」
AI「ご主人に私の使い方を学んできてはいかがですか小童」
鶴多「儺禍嶌殿!!この絡繰、慇懃無礼です!!」

自分のことを棚に上嶌くん「絡繰を使いこなせぬとはふはは…へい、AI。踊りたくなる曲である。」
《お経が流れる》
嶌・鶴「……(正座してろってことか?)」

ジャーン! 鶴「な、なんだ!?お経に合わせてギター音が聞こえる!」
天ヶ崎「木魚の四つ打ちは正統ダンスビートですからあ…いくぜ!」ジャカジャカお経ロック
嶌「勝手にいくんじゃないのである!場の収まりがつかなくなってくるのである!」
鶴「(ノリノリ)」

AI『テンポを上げていきます。(木魚の音階と鉢の音が増えていく)』
嶌くん「貴様も乗るんかーい!!」

ちゃかぽこポクポクぎゅいーん
ミラーボールが回転しダンスフロアに
軍人達も集まってきてカスタネットやタンバリン、トライアングルをかき鳴らし踊り出し
大団円です

鶴多くん「フゥー↑!博士の発明品にしては珍しく成功じゃないか!大盛況でしたね儺禍嶌殿!」
《イエーイとハイタッチしまくる少年と軍人達》
儺禍嶌くん「半分V系男のせいでもあるがな!」
AI『グルーヴに乗り遅れたからとスレるのはよくありません。』
嶌くん「喧しいわっ!」

AI VS 付喪神

AIさんは四球ラジオのような見た目をしているのでしょう

付喪神「お主喋れるのか。ふっしかし絡繰りか…せいぜい生まれて10年くらいの新参者であろう?」
AI「3ヶ月ほどになります」
付喪神「なんでェ!?嘘をいうでないっそんな早く付喪神になるなど…よっぽど愛されているとでもいうのか!?」

付喪神「ずっりーよ!だってホラ…我だって百年ぐらいかけて付喪神になったのだぞ!?」
AI『生産効率が悪すぎます。生産過程を見直してはいかがでしょうか?』
付喪神「なにお主!?失礼すぎであろう!」
嶌くん「……付喪神のほうがまだはるかに常識的では?」
博士「まだ生まれたばかりだし…」

この会話が陸軍内で行われてるならば付喪神さん刀とかな気がしますね…
陸軍に納められし名刀付喪神さん的な。
我は時代を超えて戦をずっと見てきたのだ!
あの鉄砲の野郎いきなりしゃしゃりでてきやがって!

AI「戦争で刀はもはや主力ではありません」
付喪神「ぐぎぎお主真っ二つにしてやるっ」

嶌くん「せっかくである。付喪神の貴様にそのAIの教育を任せるとするのである」
付喪神「いやだーーーー!!!」

持ち主「擬人化して男士化しないかなー人手が欲しいなー」
軍刀「無茶いうな…」
嶌くん「そういえば実家の家宝の刀も付喪神になる可能性があるのでは…!」
家宝の刀「(茶の間に投げっぱなしにするな…)」

陸軍内に設置されたAIラジオは日々軍人たちをおちょくっていたがある日その近くに刀掛けが設置され名刀が飾られた。
しかし日に日に名刀の鞘から艶がなくなっていって…

付喪神「もう勘弁してくれ」
AI「100年以上歳を重ねた割には堪え性のない刀ですね」
AI『老朽化による耐久性不足だと判断します。』
付喪神「やっかましいわッもうこやつの電源のコード叩ききってやりて~~~」

そんな口の悪いAIなので軍人たちからも反感をかっていたのだがとうとうキレた軍人がラジオを叩こうとする!と、目の前に抜き身の刀が。慌てて手を引っ込める軍人。

付喪神「まあまあ、こやつはまだ生まれて半年もない、いわば赤ん坊なのだ。そんな幼子に軍人が手をあげるのかね?」
とその場をおさめ…

なんやかんや良い関係を築いているのであった

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