天ヶ崎青星(あまがさき・しりうす)

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前線でバンドを引き連れてスーパーハイトーンボイスでロックな軍歌を歌って鼓舞してくれる。旗を雑に扱ってるように見えて、旗は命に代えても守る男。

歌唱力がヤバいほど高くてひとたび歌うと聞いた人はアドレナリン出まくって大興奮するよ。それを買われて、旗手に抜擢されたよ。自分の好きなように自分を表現するけど他の手本となるように抑えるとこは抑えて品行方正だよ。彼にとって旗は命と同じくらい大事だし旗手ということに誇りを持っているよ。

旗のために歌うからその声を聞きたいために戦場へ向かう兵士もいるとかなんとか。生で聞くその声はまた格別なんですよ。邪原さん直下っぽい気がします。この部下いかがですか。レコードたくさん出して兵を集めませんか。

あと27歳で死にます
彼は神に愛される美声を持ってるから連れて行かれてしまうんです

本人は崩れて膝をついても旗は決して倒れずはためき続けたーーー

色黒黒髪黒服碧眼

聯隊旗手死す…!

綺麗に棺におさめてあげたいですね…黒のバラで周りを埋めて。葬送曲は彼の曲を流してロックに送ってあげましょう。
新聞の一面も彼の訃報が大きく飾り多くの乙女が涙を流すことでしょう…… テレビもモノクロの画面で彼の顔が大きく映る……

人の精神を左右するほどのその声帯を使われて、敵側の精神を混乱させるために巨大アンプに繋がれた超大音量兵器化させられそうな気がしてきました

生前の彼の歌声は仲間を奮い立たせるポジティブな物だったが、死後彼の声帯を使った歌声はなぜか聴いたものに悲壮感を与えるネガティブなものになってしまった。そのため、敵側に向けた指向性スピーカーで歌声が流された。彼の死後、帝国大和の国民は彼の歌声を聞くことはなくなったのだ。

儺禍嶌くん「死後も帝国の為に尽くせるのだからさぞ光栄であろう(ああはなりたくないものだな)」



数十年後、かつての彼の肉声が残されたレコードを蓄音機にかけてもぶつぶつと音が飛び彼の声はこうだった気もするし違ったような気もするし…みたいな哀愁に包まれる…

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