鶴多「あれ?儺禍嶌殿!読書ですか?それにしてはぼろぼろに…大分読み込まれてるんですね。」
儺禍嶌くん「ああ、これであるか。これはとある文豪が売れる前の…学生時代に書いて自主出版したプレミアものである。」
鶴多「えーそんな貴重なものを!?さすが儺禍嶌殿!」
鶴多「いったいどんな人が書いたのですか?」
儺禍嶌くん「貴様はあんまり本を読まなそうだし話してもわからんであろう。」
儺禍嶌くん「正直言って作風が成熟してないし拙いし面白くもないしおすすめはしないのである。」
儺禍嶌くん「もう少し経ってプレミア値が高くなったらそのうち売る。」
鶴多「(儺禍嶌殿に読みたいので貸して欲しいと言ってみたところ普通に快く貸してもらえた)」
三船くん「あれ?鶴多くんじゃないか。またアイツ(儺禍嶌くん)のお使い?」
三船くん「あれっ、とういうか君が持ってるそれって……!」
鶴多「ん?これは…儺禍嶌殿からお借りしたのだ!」
鶴多「これはとある著名な文豪の学生時代の作品でプレミア価値があると儺禍嶌殿がおっしゃっていた代物だ!」
鶴多「ん?そういえば三船、君も小説家を目指していたとか儺禍嶌殿から聞いた気がするな…君もこの作者を知っているか?」
三船くん「知ってるもなにもそれは僕が…」
もしかしたら三船くんが小説家として活動した際に「儺禍嶌くんと鶴多くん」をモデルとした小説をかくかもしれません。 それの内容がどんなものだろうなということなんですよ。
名前とか見た目設定はある程度違うものの性格や喋り方がどこか彼らに似ている小説ーー!!その小説が売れて現代で名作として改めて取り上げられて内容をいくらかリメイクされてアニメ化されたら割りとヒットされてメディア展開されていくーーー!!
儺禍嶌くんと鶴多の名こそ残らないものの、彼らの面影が現代に返り咲く…三船くんは儺禍嶌くんと鶴多の主従関係に筆を取るような強い何かを思ったんでしょうか…きっと儺禍嶌くんも鶴多も三船くんの著書は全部読んでるでしょうから読んで「あ!これは!」とニヤニヤしてるのかと思うと良いですね…
鶴多くん「儺禍嶌殿、三船の出したこれを見てください」
嶌くん「む、これは……ふはは小生らを使うとはこれは使用料を取らねばなるまい」
三船くん「日頃の迷惑料として君たちはネタになっただけだよ」
日常で嶌くん達に振り回されるものの彼らが楽しそうにしてるのは羨ましく見えたかもしれませんね